キヤノンのHDカム

HF10の記録方式は H.264 というか,.m2ts なんだが,それではハンドリングしづらいので,AVCHD/DVD-Video作成のためにピクセラの ImageMixer 3 SE というソフトウェアがバンドルされてる。
正確にはOEM版なのだが,バンドルされているというだけで,キヤノン側もあんまり使うのを推奨していないような雰囲気が。紙の説明書もないしな。

で,ImageMixer 3 なんだが。
これが超品質が悪い。買ったものについてきたやつなのでバンバン書くが,売り物ってレベルじゃねーぞという勢いでヘタれソフトウェア。
まず再生できない。再生するとエラーを出して落ちる。
再生できないくらいなので,DVDの作成なんてもっとできない。作成中に落ちる。むしろ作成ボタンを押した瞬間に落ちる。
寝る前にボタンを押して,次の日の朝にできあがっていたら大成功。だいたい確率30%くらい。
もー落ちる,ひたすら落ちる。

アプリケーションごと落ちるので,なにが原因なのかわからん。
とりあえずモジュールは pix_h264_hpdecfilter.ax らしいので,H.246 のDirectShow フィルタあたりが怪しいのはわかる。

モジュール名で検索してみると,ffdshow 外してみれ,という記事が海外で見つかった。
一縷の望みをかけて外してみたが,さっぱりかわんねー。

ついでに文句&問い合わせをしようにも,ピクセラのサイトには(OEM品なので)問い合わせフォームすらない。
やる気ねー。

落ちまくって使い物にならんので,愛想を尽かしてほかの市販のモノを……

と,AVCHDH.264に対応したオーサリングツールはいくつかあるようだが,その中で TMPGEnc Authoring Works 4 の体験版で試してみる。
すばらしい,ちゃんと落ちずに作れる。あたりまえだ。
書き込み後にシャットダウンの設定もできる。すばらしい。

よし,今度買ってこよう。