Windows Home Server 2011 on MicroServer N40L

ようやくファイルサーバとして動き始めた。
SSDにしたり,RAID組んだり,いろいろ初めてやってみたので,試行錯誤。

SSDをのせる

データ用にHDDを4台フルに使ってみたかったので,システムドライブをSSDにして,上の5インチベイに置くことにしてみた。
5インチベイには,初期オプションでDVD-Rドライブが搭載されていたので,これを外してしまう。
と,ケースのフタが添付されていないのでお見苦しいことこの上ない。から,適当な5インチベイトレイにSSDを乗せる。
ちょうど同じような色合いのがあったので,これを使おう。

アイネックス 3-Way変換マウンタ HDM-23

アイネックス 3-Way変換マウンタ HDM-23

SATAケーブルや電源は,そのままつなぎかえるだけでOK。

120GB SSDにインストール

WHS2011は160GB以上の空き容量があるHDDがないと,インストーラが実行できないので,USBメモリーにDVDの中身をコピーしてから,cfg.ini をつかったオートインストールでインストールする必要がある。
適当なUSBメモリーがないので,マザーボードに用意されているUSBポートにフィットするような小さいUSBメモリーを調達する。

これは8GBだけど,16GBのを。
USBメモリーに,WHS2011のDVDの中身をコピーしなくてはならんのだけど,とりあえず「Windows 7 USB DVD ダウンロード ツール」をダウンロードしてきてやってみた。
DVDからISOイメージを作ってやってみたが,正常なISOと認識してくれなかった。なんでじゃ。
しかたがないから,Diskpartコマンドでいじってから,ファイルを全部コピーすることで対応。

USBからブートしてインストーラが立ち上がり,必要なファイルがSSDにコピーされていったん再起動。
SSD側からブートすると,なぜか普通にインストーラが実行されていて,パスワードやらなんやら, cfg.ini に書いてあるはずの設定の入力が求められる。
自動インストールじゃないのかよ。
普通にインストールを進めていくと,正常に終了してしまう。

自動応答にさせてみようと何度か試してみたけど,どうもうまくいかない。
うまくいかないけど,インストールは正常にできてしまう。なんだそりゃ。
160GB制限を回避できているからいいんだけど。

アンチウィルスソフトの準備

以前も書いたが,アンチウィルスソフトウェアはWHS2011に対応しているESETを選択。無償のを探してきて使えるようにするのが面倒くさくて。

インストールはサポートページで公開されているランチャーをダウンロードして実行すればよろしい。
メディアを用意しておかなくても,本体をダウンロードしてインストールしてくれる。途中でシリアルコードその他を入力すればよい。

RAID-1 準備

とりあえずWD Caviar RED EFRX を2つ調達してくる。2TB。
ハードウェア的には2TBまで。3TBくらいまでなら認識するらしい。が,WHS2011的には,1ドライブは2TBまでだかなんだか制限があるらしいので,素直に2TB。
RAIDはよくわからんので,先人の知恵を検索してみてみると。
とりあえず,RAID BIOSで構築するか,Windowsが起動してから RAIDXpert で構築するかのどちらかでいいようだ。
確実っぽいRAID BIOSのほうで構築することに。
Ctrl+F で RAID ユーティリティに入って,RAID 1でボリュームを構築,完了。
あらかじめRAID ドライバも組み込んでおいたから,Windowsが起動したときにはすでにボリュームは認識されていた。
フォーマットしたら,何事もなく使えるように。手軽だ。
RAIDXpertでも正常稼働が見える。

が,RAIDボリュームのSMARTステータスが見えなくなるのは盲点だった。
RAIDXpertからだと,正常異常以上くらいのSMARTステータスは見えるんだけど,面倒だな。

そんな感じでだいたい構築完了。